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2017年6月22日木曜日

西浦 亮 【FX】重要な経済指標発表時に、「両建て」と「OCO決済注文」で確実に利益をだす。
V+1

【FX】重要な経済指標発表時に、「両建て」と「OCO決済注文」で確実に利益をだす。

経済指標発表時に、確実に自動で利益を確定する方法について説明します。
有料にしようか悩んでいたネタの一つですが、今回ブログのネタとして公開することにしました。

その方法とは?

重要な経済指標発表前に任意のタイミングで「買ポジション」と「売ポジション」を注文し両建てにします。その後、すぐにOCO注文を行います。後は、OCO取引による自動決済を待つだけで確実に利益が出ます。

ボラティリティが高い(為替変動が激しい)通貨ペアで行ってください。
OCO注文が成立しなくなるため取引量が多い通貨で行う必要があります。
ボラティリティが高くスプレッドも狭いため、以下の通貨ペアを推奨します。
・ユーロ/ドル
・ポンド/ドル

念のため、以下に用語説明しておきます。ご存じの方は、飛ばしてお読みください。
経済指標とは
・国の経済状況が把握できる数値である。
・経済指標発表前は、市場予想(コンセンサス)を織り込んだ相場になっている。
・市場予想(コンセンサス)と実際の数値とのギャップが、指標発表時の為替変動に影響する。
・特にアメリカの経済指標が注目される。

両建てとは
・買いと売りのポジションをどちらとも保有する手法である。
・意図した方向へ相場が動かなくても損失が拡大しない。

OCO注文とは
・利益確定する価格(指値)、損切りする価格(逆指値)を同時注文する方法である。
・利益確定する価格(指値)、損切りする価格(逆指値)の片方が決済された場合、もう片方の注文は取り消しされる。
利益確定する価格(指値)が決済された場合→損切りする価格(逆指値)は注文取消。
損切りする価格(逆指値)が決済された場合→利益確定する価格(指値)は注文取消。


取引方法の説明 

取引方法の説明をしていきます。
FXを始めたばかりの方にもわかってもらえるように、優しく説明します! 


発表される経済指標の確認

FX業者のホームページ、FXアプリから経済指標カレンダーで確認することができます。
経済指標発表のタイミングに為替変動が激しくならないと成立しない取引手法ですので、重要な指標のみに限定して行ってください。
今回は、外為どっとコムを参考にします。
時間
指標名
前回
(修正値)
予想
結果
21:30
() 5月生産者物価指数 (前月比)
+0.5
0.0
--
() 5月生産者物価指数 (コア:前月比)
+0.4
+0.2
--
() 5月生産者物価指数 (前年比)
+2.5
+2.3
--
() 5月生産者物価指数 (コア:前年比)
+1.9
+1.9
--
http://www.gaitame.com/market/yosoku.html
時間:指標発表時刻
前回(修正値):前回発表時の修正値
予想:市場予想(コンセンサス)の増減
結果:実際の数値 ※経済指標発表後に表示

上記のカレンダーから21:30に、アメリカの重要な経済指標が発表されることがわかります。重要な指標かどうかについては、指標に「!」等が付いているかどうかで簡単に判断できます。

両建て

指標発表前、任意のタイミング(30分前~5分前)で両建てします。
※上記の例だと、21:00~21:25の間。
買ポジションと売ポジションを両方保持してください。
※片方のポジションを保持した状態でもう片方のポジションを成行注文やストーミング注文を行うと決済されてしまう場合は、両建てができない設定になっていますので、「両建てあり」に変更してください。

OCO注文

 次に、両建てしたポジションに対して以下の通りOCO決済注文を行います。

買いポジションに対しての決済注文
利益確定する価格(指値) 約定価格+(N×2)pips
損切りする価格(逆指値)  約定価格-Npips

売りポジションに対しての決済注文
利益確定する価格(指値) 約定価格-(N×2)pips
損切りする価格(逆指値)  約定価格+Npips

Nは、任意の数字です。発表される経済指標の重要度で判断し決定して下さい。

N=20pips、約定価格=100、小数点2桁の通貨の例
ポジション
約定価格
指値
逆指値
100
100.40(約定価格+40pips)
99.80(約定価格-20pips)
100
99.60(約定価格-40pips)
100.20(約定価格+20pips)


経済指標発表後

 重要な指標が発表されると、為替が激しく変動されます。
例の場合で注文すると、上昇/下降どちらの場合も20pipsの利益がでます。

【上昇した場合】
買いポジションは自動で+40pipsの利益が確定する。
売りポジションは自動で-20pipsの損失が確定する。
よって、+20pipsの利益が確定する。

【下降した場合】
売りポジションは自動で+40pipsの利益が確定する。
買いポジションは自動で-20pipsの損失が確定する。
よって、+20pipsの利益が確定する。

どちらに動いても20pipsの利益が確保できます。


注意点

タイトルを「ほぼ100%」利益が出るとしました。
その理由は、二つあります。

OCO注文通りのレートで約定しない
()指値通りに約定しない場合があり、理論通りに実践しても利益がでない場合があります。
その場合はFX業者を見直すことで回避できます。
FX業者よって()指値通りに約定する力、「約定力」が変わってきます。
注文した通りのレートで約定する率を表す「すべらない約定率」が高い業者で実践してください。マネーパートナーズは、すべらない約定率(※1)100%をアピールしていますのでこの取引方法に適したFX業者です。

OCO決済注文通りのレートに達しない
経済指標発表後は、すぐに激しくレートが変動しますが、市場予想に近かった場合は変動しません。その場合は、両建てしたポジションをどちらとも決済してください。このトレード手法ではそれが損切りになります。

最後に

手順を簡単に復習します。

1.アメリカの重要な経済指標時刻の確認
2.経済指標発表の30~5分前に両建てする。
3.両建てした各ポジションに対してOCO決済注文をする。

後は発表されて決済されるのを待つだけです。

FX業者えらびを間違えなければ利益がでますので是非やってみて下さい。
試した結果をご報告いただける方がいれば連絡下さい!