ビザなしが解禁されて以来、ソンクラーン休暇や年末年始など、
多くのタイ人が日本を訪れる事も想像に難くありません。
日本に訪れるタイ人が増加!
実際、訪日タイ人観光客は年々増加しており2017年上半期には約53万人のタイ人が入国し9%も増したとのことです。これは下記最高の数字とのことです。そして4月に限って言えば約14万人、
東南アジア諸国で初めて単月10万人越えを達成したそうです!
今回は日本に向かうタイ人を見ていきましょう!
(出てくる数字は観光庁訪日外国人消費動向調査を元にしたデータです)
タイ人が行く観光地とは?
それではまずタイ人は日本のどこへ行くのでしょうか。都道府県別のデータを見ると多い順に東京、千葉(おそらくディズニーリゾートでしょうか?)、
大阪、京都、山梨、北海道と続きます。いずれも人気の地ですね。
実は、沖縄が最下位!
それでは最下位はどこでしょうか。最下位は三重、鳥取、そしてなんと沖縄です!しかも調査を行った約550人の中ではまさかの0人!
日本人の国内観光では大人気の沖縄がタイ人には余り人気がないようです。
この辺りをタイ人に聞いてみると「あえて暑いところには行こうとは思わない」とのこと。
たしかにタイはいつでも暑く沖縄のような綺麗な海もあるので、
そこまで魅力的な場所ではないのでしょうか・・・^^;
日本のどこでお金を落とすのか?
続いてタイ人のお金の使い方に関してです。観光庁が統計をとったアジア諸国の中では飲食費がシンガポールに次いで2位!
タイ人は多少お金を出してでもその地のいいものを食べて行きたいという傾向なのでしょうか。
またおみやげなどの買い物代。
爆買いでお馴染みの中国人観光客は電化製品の割合が高いようですが、
一方のタイ人はというとお菓子に掛ける割合が一番多く7割以上の人が
日本でお菓子を購入しています。しかも一人あたりの単価で言えば
実はアジアのみならず欧米諸国を加えても堂々の1位でした!!
(飲食費がアジア2位、お菓子も世界で1位。やはり食べ物はしっかり気にされるタイ人ですね)
平均宿泊数は?
ただ意外だったのは平均宿泊数。タイは平均6.6泊となっており、東アジア4カ国・地域と比べれば多い数字ですが、東南アジア5カ国では最下位でした!
(ちなみに一番長いのはフィリピンの9.6泊、欧米諸国も含めると14.1泊のドイツが最長でした。)
東南アジア諸国で宿泊数は少なかったですが、
一方リピーターの数はトップクラスであることもわかりました。
最後に!
日本人の海外旅行先ランキングでもバンコクは必ず上位に入ってきます。観光でもビジネスでも、日本とタイという国同士はもちろん、
日本人とタイ人という一個人間でも関係性を大事にしていきたいと思いました。