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2017年8月10日木曜日

Unknown 世界の日本語学習者、韓国と中国が圧倒的!?日本語手当の重要性とは??
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世界の日本語学習者、韓国と中国が圧倒的!?日本語手当の重要性とは??

早速ですが、皆さんに問題です。
さて、どれが正解か分かりますか!?

問:次の内、「にわか」の使い方が正しいものを選択しなさい。
1、 新発売の商品はにわかに売り切れた。
2、 社長の命令に従ってにわかとして東京へ出発した。
3、 客のにわかな訪問で慌ててしまった。
4、 客の問い合わせににわかで返事を出した。


日本語検定N1の難しさ!

これはJLPTのN1レベルの問題です。日本人の私達でも中々迷うような問題ですよね ww
(ちなみに答えは3です)

日本語手当の重要性!

当然N2、N3と問題は易しくなっていきますが、それでも日本語学習者がJLPT取得の為、
頑張っているかが分かります。やはりその頑張りを認め、評価してあげるのも、
日系企業の責任ではないでしょうか。その評価の1つが「日本語手当」です。

日本語能力を活かしたいタイ人!

日本語スピーカーの殆どは「日本語を使える仕事がしたい!」という気持ちで、
仕事を探しています。ですので日本語スピーカーとして採用した以上、
個人的には日本語は積極的に使用させてあげるべきだと思っています。
日本語を使用することでレベルに磨きがかかり、より高い目標が設定されます。
それがJLPTの更に高い級の取得です。

ですので級による日本語手当の支給は今までの努力を認めてあげると同時に、
次なる目標へのモチベーションとなるわけです。

日本語検定N1の合格率!

N1の合格率は例年30%を下回ります。出る問題も先ほど提示したとおりです。
少なくともN1を取得するのは並大抵の努力では難しいことだと思いませんか?
日本語学習者が自分の日本語レベルを評価して欲しい所へ行きたがるのも頷けます。

日本語学習者数は韓国と中国が圧倒的!

世界には日本語学習者が400万人近くいると言われています。
国別に分けると一番多いのが中国なんですが・・・まあ元々の人口が多いですからねw
これを人口比で考えると、1位は韓国となります。日本との関係があまりいいとは、
言い難い2ヶ国で、日本語学習者が、多いというのも面白いですけど (^^;)

なんとタイは第5位!

タイは人口比で考えるとオーストラリア、台湾、インドネシアに次いで5位となります。
世界で見ると比較的、日本語学習者は多い国のようです。

ただこれはあくまで世界と比較した時の話、タイ国内で考えると、
やはり日本語スピーカーはかなり少ないです。そう考えると殆どの国では、
日本語スピーカーを探すのは至難の業のような気がしますね、、、


日本語の難しさとは!?

ただ、どれだけ日本語を勉強しても、「日本人と同様」というのは難しいものです。
というのも彼らは本来タイ語を母国語として育っており、
無意識のうちにタイ語と照らしあわせて日本語を学習します。

例えば、日本語で「つ」の発音はタイ人にとって発音し辛い音の1つで、
弊社の従業員に聞いてもちゃんと言える人はほとんどいませんでした。
ですので、どれだけ日本語が上手でも限界があるのもまた事実です。
また、平仮名、カタカナは問題ないが、漢字がネックという人も多々います。
もし「完璧な日本語」を求めるのであれば、日本人を採用するべきでしょう!

語学はセンスなのか!?

これまで色んなタイプの日本語スピーカーを見てきましたが、
センスでなんとかなる人も中にはいますが、そうでない人がほとんどです。
皆さんで英語、タイ語、もしくはその他の言語を習得する際、
苦労された方も多くいらっしゃると思います。JLPTを取得したタイ人従業員は、
それと同じくらい、もしくはもっと苦労して日本語習得に努めています。


まとめ!

ですので彼らを是非ともまずは「日本語手当」の形で評価してみてください。
それが従業員の長期勤務に結びつくポイントの1つかもしれません!